同志社フェアin仙台 2017
2017年6月17日(土)「 同志社フェアin仙台」が開催されました。
地域交流イベント 14:30~16:45 (仙台駅北側 AER(アエル) 21階 TKPガーデンシティ仙台)
① 東華学校開校130周年記念パネルディスカッション 「東華学校を語る」
コーディネーター 同志社大学神学部部長 石川 立
パネラー 河北新報社 代表取締役 一力雅彦氏
学校法人東北学院 院長 佐々木哲夫氏
仙台市博物館 主幹・学芸普及室長 菅野正道氏
北海道から鹿児島までの全国各地から300名を超える多数の校友・地元教育関係者の参加を得て
「仙台の中等教育のあけぼの」といわれる全国唯一の同志社分校である「東華学校」について
パネルディスカッションが行われ、改めて新島襄先生の想いと、東北仙台と同志社の強い関係を
認識しました。
翌6月18日の河北新報朝刊(東北版)で、この模様が掲載され、東北六県の方に報道されました。
② 同志社マンドリンクラブによる演奏
なお、同志社校友会で発行した小冊子「東華学校ものがたり 仙台教育史のあけぼの」が参加者全員に
配付されました。校友会本部の全面協力により、本井康博元同志社大学神学部教授が編集したもので
宮城県支部では取材・資料集め等に協力しました。
東華学校と同志社そして仙台の関係を詳細に記載しており、私ども宮城県支部にとりましては、同志社と
仙台を結びつけるいわば「バイブル」であります。
校友会本部および本井先生など関係の皆様に感謝申し上げます。
「新島襄ゆかりの地ツアー」
『同志社フェアin仙台』二日目の6月18日(日)、「ゆかりの地ツア-」参加者45名は、朝9時に
東北学院大学本部へ三々五々集合しました。
東北学院大学が用意してくれた資料を手に、デフォレスト館の見学を行いました。
デフォレスト館は、国の重要文化財に指定されたためか、修理の準備のためか建物の周囲はフェンス
で囲まれて館内に入ることはできませんが、立派な説明パネルが設置してありました。
建物外観を見学し大学キャンパス内をそぞろ歩きした後、大型バス1台で青葉区東勝山にある
仙台北教会を訪れました。
教会構内に植えられた新島襄先生ゆかりのカタルパの木や、東三番町教会で使われていた石壁の一部
などを見た後、教会の中へ入りました。
教会の内壁には、仙台北教会が歩んだ歴史を物語るパネルの展示があり、片桐清治氏の末裔の方たちの
集合写真などを見て、これまでの130年の足跡を偲びました。
参加者全員は礼拝式に参加し、オルガンの響きと讃美歌に彩られた雰囲気の中で、
教師(同志社大学神学部長)石川立氏の説教と祈祷そして祝祷の中に身を委ねました。
キリスト教色に彩られた心洗われる時間を過ごしたのち、参加者は教会を後にし仙台駅で解散となりました。
新島襄先生の140年前の東北伝道の強い想いと、今も脈々と続く同志社と仙台の繋がりを再認識し、全国の
校友は帰途につきました。
(宮城県支部副会長 林 洋二)